国際情報交換 -ソフトテニス国際ジュニア交流



ソフトテニス国際ジュニア交流 in イタリア

  鈴木 一利
【引率者】  鈴木 一利 (東京都瑞穂町立瑞穂中学校教諭)
        武元 望美 (東京都瑞穂町立瑞穂中学校外部コーチ)

【参加生徒】 東京都瑞穂町立瑞穂中学校ソフトテニス部員
        渡辺 風太(3年) 吉澤 修(3年)
        横倉 葵(3年)  佐保田 茉奈(3年)

【行程】
5月14日(土)
 11時30分発の便で成田を出発。約13時間かけて17時(現地時間)ようやくローマに到着した。空港にはマンリオさんと、ダンテ・アリゲーリ中学校の体育教師であるチープリアーノさんが迎えに出てくださっていた。この日は、そのまま活動の拠点であるキャッスルガンドルフォに向かった。キャッスルガンドルフォに着き、ホストファミリーが出迎えて下さり生徒は各ホームステイ先にわかれた。

5月15日(日)
 今日からいよいよ活動開始。アルバーノ湖畔のテニスコートでソフトテニスキャッスルガンドルフォチームと交流。男子13人、女子1人。ラケットを使ってのドリブルや一本打ちなど、約2時間練習をした。レベルは概ね日本の中学1年生の夏の時期程度。最後に渡辺・吉澤VS横倉・佐保田が模範試合をした。ボレーやスマッシュなどポイントをした時には拍手をしていた。
 午後はFreeで各ホームステイ先に分かれた。

5月16日(月)
 午前中、キャッスルガンドルフォの市長と面会。市長はソフトテニスへの全面的な協力(コートの設置など)を約束してくれた。ちなみに、キャッスルガンドルフォは日本の仙台市と国際交流があるそうだ。その後、ダンテ・アリゲーリの中学生と交流をした。
 午後、パボーナ体育館で練習をした。この日は、キャッスルガンドルフォのチームだけではなく、ダンテ・アリゲーリ中の生徒も参加。初めての子と、ソフトテニス経験者にわかれ練習。初めての子はラケットに慣れる事から始め、経験者はボレーやスマッシュをやりシングルスのゲーム形式をして楽しんだ。

5月17日(火)
 午前中、パボーナ体育館に、ビニールテープでラインを貼り、簡易コートを造って、シングルスのトーナメントをした。ダンテ・アリゲーリ中の体育授業の一環として試合。ほとんどの生徒がルールを知らず、かなり苦労したが、ひとつひとつ教えながら無事終了した。女子の選手の中には硬式テニスの経験者もいて接戦もあったが、男子・女子とも決勝は日本同士だった。
 午後はダンテ・アリゲーリ中のカヌークラブと一緒にカヌーをやるはずだったが天候が悪く、そのままパボーナ体育館で練習をした。
 夜、カヌークラブと一緒に食事をした。

5月18日(水)
 午前中、ローマのコンファロニエリ高校を訪問。校内にはソフトテニスを紹介するコーナーも設置されていた。外でソフトテニスを見せるはずが雨で・・・急遽、体育館で披露した。実際にソフトテニスを見るのが初めての生徒ばかりで、多くの高校生(特に男子)がソフトテニスに興味を持ち積極的にプレーに参加をした。学校長からも、今後積極的に授業でソフトテニスを行っていきたいとのうれしい申し出があった。
 午後、マンゾニ・エレメンタリー小学校でクリケットの授業に参加。マンリオ先生に教えてもらいクリケットに初挑戦をした。

5月19日(木)
 午前中、2つの小学校を訪問。地元の小学生と交流をした。その後、パボーナ体育館へ行きダブルスのトーナメントをした。シングルスと同様、授業の一環として。日本の生徒もイタリアの生徒とペアを組んでゲーム。ゲームを通し交流をした。
 午後はOFFで、自分達だけでローマを観光した。
 イタリア最後の夜、レストランにてさよならパーティー。

5月20日(金)
 マンリオさん、チープリアーノさん、ダニエーレさん、ホストファミリーの家族に見送られイタリアをあとにした。

【まとめ】
 今回イタリアを訪問して、前回(2004年3月)とは違った点が2つあった。まず一つ目は、マンリオの他に新しいコーチがいたことである。ダニエーレさんという23歳の青年だ。彼自身、硬式経験者(彼の父親は硬式テニスのコーチで、2002年の遠征の際に対面し、ソフトテニスに興味を持ってくれていた)でとても熱心に子供達を指導していた。マンリオがいない時でも、彼が中心になりチームを引っ張っていた。つい最近コーチに就任したらしく、ソフトテニスについてはあまり良くわかっていなかったが、イタリアでの発展のためにも今後が非常に楽しみである。
 そして、もう一つは、前回は全くネットがなくバレーボール用のネットを代用していた状態だったが、今回は、日本でも最近よく見られるソフトテニス専用のポータブルネットがあった事である。このことは、前回の遠征後、こちらからすぐに日本連盟に依頼してイタリアに送っていただいたものなのだが、このネットのおかげでどこでもすぐに簡易テニスコートができ、どこでも練習ができた。イタリアでは日本に比べてテニスコートの絶対数が少なく、実際にプレーする場所の確保に苦労していたので、このポータブルネットは大変重宝であった。ソフトテニスを見せて、広めるという点では、「どこでもできる」ということはとても重要な要素であると思う。ただボールが少なく、打ったらすぐボール拾いといった感じで満足のいく練習はできなかったが、イタリアの子供達はとても楽しそうにやっていた。
 ダブルスの試合が終わった後、その場でキャッスルガンドルフォのチームに入りたいと申し出た生徒も数名おり、今回の遠征の成果を感じることができた。
 少しではあるが、前回よりも発展している気がする。マンリオさんが一生懸命頑張り、献身的な努力をソフトテニスに捧げている為、今後も日本からできる限りの応援をしたいと思っている。



1 イタリア遠征メンバー


2 キャッスルガンドルフォ市長と


3 ダンテ・アリゲーリ中の生徒達と


4 トーナメントの様子 (1)


5 トーナメントの様子 (2)


6 トーナメントの様子 (3)


7 トーナメントの様子 (4)


8 ホストファミリーのみなさん


9 マンリオ・チープリアーノ・ダニエーレ


10 高校で (1)


11 高校で (2)




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